日記

ロゥド・オブ・デュラハン(著:紫藤ケイ)

2016.03.16

積読消化シリーズ。

第3回『このライトノベルがすごい!』大賞・大賞受賞とありますが、どうなんでしょうね?
電撃大賞だからといって面白いかと言ったら、そんなん読んでみないと分からんしぃ、ってことで、あまり期待しすぎないほうがいいとは思うのですが、ちょっとは気になりますよね。
でも、買ったのはだいぶ前なので、なにを思って手にとったのかは不明です。

精霊『デュラハン』として人に仇なす死術師と戦い続ける女性、リィゼロットと、傭兵として生き抜く中で死術にまつわる事件に巻き込まれた少年アルフォンスの、これでもかというほど悲劇に満ちたダークファンタジーです。
お話自体は複雑でもなく、設定も分かりやすい感じでスイスイと読め…るかと思いきや、とても暗く起伏の少ない展開なので、少し飽きるかもしれません。

でもラストは『十二戦支爆烈エトレンジャー』的な熱い感じの展開がありますので、それほどつまらないとは思わなかったです。

シリーズ作のようですが、この一冊でも綺麗にまとまっているのはいいところじゃないでしょうか。

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