西野 2 〜学内カースト最下位にして異能世界最強の少年〜(著:ぶんころり)
2019.01.06
この巻でも相変わらず主人公の扱いはひどいもので、中盤ついにクラスでの居場所を完全に失うわけですが、最後にちょっと報われてはまた落とされる、そんなお話です。
タイトルには異能がどうとか書いてありますが、全く関係ありません。
いえ、1巻でもあまり関係ありませんでしたが、今回は異能を抜きにすると主人公がどれだけ弱いか、そういったところも重要なポイントです。
ヒロイン(?)であるローズちゃんの性癖や本性も明らかになり、いよいよ怪作としての本領発揮といったところでしょうか。
主人公がこの先まともな青春を謳歌するなんて無理なんじゃないかと思うわけですが、続きが気になるところです。