日記

エイルン・ラストコード~架空世界より戦場へ~3(著:東龍乃助)

2016.06.09

3巻ともなってくると、だいたい作品の方向性というか、進む道が定まってくるのではないかと思うのですが、やっぱり『内輪揉め』ですよね。

そりゃ人をもぐもぐと食べちゃうマリスとは意思の疎通が出来ないわけですから、必然、人類同士でストーリーを進めるしか無いわけです(たぶん)。
主人公の元いた世界やらなにやらいろいろな思惑が動いていくのはこの手の長編の定番ですね。

セレンちゃん大活躍です。かわいいです。生体リモコンとかひどいこと言わないであげてください。
ロボと人間の絆ってすごいロマンあるじゃないですか、それは尊いものだと思いたいです。

個人的にはやっと面白くなってきたかな~、という印象です。
…なんて偉そうなことを言ってますが、コメディ描写といいますか、2巻で葵がセレンを『通い妻』と称するところなど、戦闘描写以外の地の文は結構好きです。

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