嫌われ家庭教師のチート魔術講座 魔術師のディプロマ(著:延野正行)
2016.08.14
積んだ本を読むと誓ったあの日の言葉はどこへやら、ついに新刊を買ってしまいました。
しかも、タイトルを読めば内容の7割位が予想できそうな作品をまた、手にとってしまったわけです。ちなみに4冊買ったのであと3冊あります。
ところで最近、本を売り払っています。せっかく買った本を売るというのは非常に心苦しいのですが、棚がいっぱいの状態では仕方ありません。
自転車のカゴを軋ませつつ、かれこれ100冊ほど売ったのですが、まったく棚から減った気がしません。それだけ多くの本を買ってきたのだと自分でも驚くのですが、中には表紙も中身もまったく覚えのないものがあったりして、自分のテキトーさ加減に呆れもします。
本を売ってわかったのは、アニメ化がされて、現在放送中の作品ほど高く売れているということです。
買取価格設定は単に需要供給のバランスを鑑みた結果なんだろうと推測しますが、例えば『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』が一冊200円で売れたのには驚きです。
とにかく、本を整理していて、もう一度読んで感想書いてもいいかな…というものもいくつかあったので(いつになるかは分かりませんが)紹介できればと思います。
本作はほとんどタイトルにある通りの作品です。
魔術界では嫌われ者の主人公が、凋落し解体寸前の家に生まれた美少女三姉妹を助ける、そんなお話です。
甘味みきひろ先生の挿絵も超かわいくて最高です。
この絵のキャラを想像しながら読むわけですから、やはりライトノベルにおける絵の重要性を認識せずにはいられません(なにがとはいいませんが、空戦とか天鏡とか、アニメにも同じことが言えますよね?)。
読みやすくてとてもいい作品でした。