日記

アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女(著:天城ケイ)

2016.08.30

ファンタジア大賞受賞作ということで、金ピカの帯が目に入った途端に手にとってしまうのも致し方ないことです。

暗殺者として百戦錬磨の主人公が、無能と誹られているお姫様を一人前の戦乙女に育て上げる…そんなお話です。
教師モノ(?)といえばそうなのかもしれませんが、主人公側の事情から少しの失敗も許されないという緊張感の伝わってくる内容になっています。
そのためか、性急にお話が進んでいくので、強引な箇所や都合のいい展開が多いように感じました。

主人公とヒロインの関係性はとてもよく出来ており、続きが気になるものになっていますので、いい作品だと思いました。

あまり関係無いですけど、私の読解力が低いせいか、『人間には絶対に敵わない化物』(P.295)という表現は最初意味が分かりませんでしたので、こういった細かなところにも気を使うのは大切だと思いました。

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