日記

Lance N’ Masquesランス・アンド・マスクス(著:子安秀明)

2015.10.01

本日放送が開始される同名アニメの原作になります。

子安秀明先生といえば…調べてみるとなかなか著名なアニメの脚本を書かれている方のようです。

表紙をみた瞬間、ゴスデリや幻惑のディバインドールといった単語が思い浮かびましたが、特に関連性はありません。

騎士として育てられた主人公の葉太郎君は、普通の生活に憧れて家出をします。
しかし、幼い頃から培われてきた騎士道精神を盾に東へ西へ、女の子の悲鳴あらばと方方を駆けまわっては変態扱いをされる毎日。
そして市井のレディでは飽きたらず、ついには10歳年下の箱入りお嬢様に手を出す始末。
とはいえ、普段から数撃ちゃ当たるとばかりに女の子にお触りしてきた甲斐あってか見事にハートをゲット!…だいたいこんなお話です。

騎士で馬ということで、アニメではワルキューレロマンツェみたいなバトルシーンもあるんじゃないかとテキトーに思ってます。

読んでみて…正直、本の厚さに対して内容がかなり薄い印象です。
設定も展開も平易で、読みやすいといえばそうなのかもしれませんが…。
あとがきの感じではアニメ化は当然の流れような気もするので、もうちょっとオリジナルっぽさ(?)を出しても良かったんじゃないかなと。

あとがきといえば、昨今ではあまり見ない痛い掛け合いがラストに載っている点がとても評価できます…私は嫌いじゃありません。

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