日記

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?#02(著:枯野瑛)

2017.04.10

だいたいこう、悲劇を扱った物語を読んでいると、「どうせ助かるんだろ?」とか「まあいつかは目さますんだよね」なんて思ったりするものですが、そんな読者の心情などお構いなしにあっさり死んでしまったりする場合もあるわけで、物語も世知辛いなあと読後の悲しみに耽ったりもします。

そういった意味で言えば、この巻では「助かり」ます。

大丈夫です。
主人公の言い訳がましい台詞や、砂山に突き立てられた旗のように感情がブレまくる登場キャラの面々など、展開の雰囲気はとても不穏なものですが、いちおうそれになりに楽しくやってる主人公たちの日常を垣間見ることが出来ます。

正直次の巻をはやく読みたくてテキトーな感想しか浮かばないのですが、なかなか面白いです。

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