日記

絶深海のソラリス(著:らきるち)

2018.07.09

最近、『イリヤの空、UFOの夏』が無料公開され、なんとUFOの日に秋山瑞人先生のコメントが読めるサプライズ(電撃25周年でもコメントをしていましたが、作家を続けているようないないようなハッキリしないコメントでモヤモヤします)がありましたが、その関係で色々調べていると本書のレビューが目に入ったので、買ってみました。

ジャンルで言えば教官モノです。

正直、最近読んだ中ではかなり面白い作品でした。キャラクターの性格には若干の癖がありますが、そんなもの、全く気にならないくらいに描写が丁寧であり、設定の解説から展開の起伏までよく考えられているなと感心します。

ただ、ネタバレになりますが最後は悲劇的な結末を迎えます。
主人公たちは後半ひたすら自身の判断を後悔することになりますが、避けられぬ悲劇が容赦なく襲いかかる様は圧巻です。

続きが気になって仕方がない、と久々に思える作品でした。

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