日記

西野 〜学内カースト最下位にして異能世界最強の少年〜(著:ぶんころり)

2019.01.04

2019年もあけましておめでとうございます。
WordPressをアップデートしたらゴミみたいなエディタに変わっていて、この一文を書くだけでもとても苦痛です。
いろいろ言いたいことはありますけど、人様の作品の感想で言うこともでもないのでこのくらいにしておきます。

さて、非常に個性的なタイトルの作品です。
本来サブタイトルはつかなかったのではないかと思われるのですが、そこらへんは編集部判断なのかなと邪推します。

『学内カースト』『最下位』『異能』『世界最強』などと常套句が並べられたタイトルですが、内容は非常に個性的で癖のある作品です。

裏の世界では最強でも、現実では友人一人すらまともに作れない憐れな主人公とその周囲の人々を描いた物語……やたらカーストを気にする田中ロミオ作品に通じるものがあるような気がします。

周囲の人々は都合よく動かず、主人公は何をしても空回り、ラブコメモノのお約束は何一つ成立しませんが、軽妙で毒のある地の文と簡潔な描写のおかげで読みやすい作品になっていると思います。

主人公のビジュアルがなかなか強烈です(Fateのワカメを思い出します)。
やたらフツメンフツメン言っていますけど、どう見ても普通の顔じゃないと思いました。

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