りゅうおうのおしごと!5(著:白鳥士郎)
主人公の竜王タイトル防衛戦と、それにまつわる周囲の人達とのアレコレが丁寧に描かれた一冊です。
物語としては大きな山場というか、あとがきにある通り5巻で終わるつもりだったというのも納得の熱量があります。
主人公の家族が初登場したり、観戦記者の正体(?)も判明、名人の容姿などについても……というか、名人のモデルって羽生善治ですよね、奥さんのTwitterが話題にもなりましたし。
そして主人公と弟子の雛鶴あいの出会いのシーンに持っていく構成力はなかなかのものではないかと思います。
これまで読んできて、少し不満というか、あまり主人公の日常というか、そういったシーンが足りないなーなんて思っていたのですが、これからはそういったことにも期待したいです。
というか主人公、モテモテですね。上から下まで影響与えまくりです。さすがラノベ主人公。
りゅうおうのおしごと!4(著:白鳥士郎)
いよいよ女子小学生の弟子二人が棋士の道を本格的に歩み出すお話です。
色々な将棋用語が出てきますが、やはり知っていればもっと楽しめるんだろうな……なんて思ったりもします。
ところで、主人公の家族の話が全く出ていませんが、名人の名前が出てこないのと何か関係があるんですかね?
3巻では『将棋を始めたときは親父と兄貴にずっと勝てなかった(p.203)』とあるので、どうも兄がいるらしいということまでは分かっていますが……。
次の巻で名人のことも詳しく出てくるでしょうし、楽しみです。
りゅうおうのおしごと!3(著:白鳥士郎)
だいたい3巻まで買って読んでいるとなれば、もう確実に面白い作品と言っても間違いではないでしょう。いや、間違いの場合もあるかもしれませんけどね。
主人公や弟子、周囲の人間がそれぞれ大きく成長していくお話です。
努力と才能、勝負の世界の厳しさ、そういったものがよく伝わってきます。
そしてちゃっかり新キャラも増えました。もうよりどりみどりですね。
今日放送のアニメ2話でも八一先生言ってました。神話ですよ神話。JSハーレムラノベの神話です。
りゅうおうのおしごと!2(著:白鳥士郎)
2巻でございます。早々に弟子が増えました。やはり小学生は最高なのか、と言った感じです。
将棋のことは全く分かりませんが、すごく分かった気になれる(分かってない)のも重要なポイントです。
例えば、私は麻雀を打てる程度にはルールを知っていますが、『アカギ』や『カイジ』などの麻雀描写には全くついていけません。でもそこは重要ではありません。
本当のファンからしてみれば内容も理解した上で読むのが最高なんだと思いますが、『あンた背中が煤けてるぜ』の台詞を読みたいがために『麻雀飛翔伝 哭きの竜』を読んだっていいと思うわけです。
楽しみ方は人それぞれ。好みも人それぞれ。ちなみに、私はシャルちゃんが好きです。
りゅうおうのおしごと!(著:白鳥士郎)
アニメの1話を観て面白いなと思ったので買ってみました。
そもそもですね、ラノベを読むのが半年……は言いすぎですね、3ヶ月ぶりぐらいなんですよ。アニメもめっきり観なくなってしまいました。
じゃあ今までなにをしていたかと言うとですね、ゲームです。下手くそ過ぎてお恥ずかしいのでこれ以上はなにもいいません。
というわけで将棋ラノベでです。アニメもそうですが、あとがきなんかも読む限りかなり力の入った作品のようです。
テレビゲームもそうですけど、将棋とかそういった対人ゲームはメチャクチャ苦手なんです。なのであまり興味はなかったんですけど、そこはそれ、将棋を知らない人でも読めるようにできています。
まったく、小学生の弟子だなんて最高だな!