日記

りゅうおうのおしごと!7(著:白鳥士郎)

2018.01.22

今回は主人公の師匠である清滝鋼介九段に焦点を当てたお話です。

年齢から来る衰えや降級のプレッシャー、自らが切磋琢磨していた頃と大きく変わってしまった将棋界と、色々なことから逃げがちだった師匠がおじさんパワーで踏ん張る展開が見どころです。

一方で、主人公やその弟子たちも勝ったり負けたりの非常に内容の濃い一冊なのですが、やはり日常パートが少ないような気も……します。

アニメ化もして話題になっているようですので、あまり好きではありませんが7.5巻みたいな中間のお話があるといいかもしれません(巻末の感想戦が結構面白いので、そういった短編にも期待が持てると思います)。

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りゅうおうのおしごと!6(著:白鳥士郎)

2018.01.19

主人公の姉弟子、空銀子が決意を新たに将棋の道を邁進する…そんなお話です。

弟子の女流デビューのお祝いに棋具をプレゼントしたり、主人公を取り巻く女性たちの仁義無き(?)戦いも見どころです。

キャラクターの立ち位置として、銀子は報われない幼馴染、ということになりそうなのですが、その悲壮感を銀子の視点で語らせる著者の気迫の篭った地の文にも注目です。

この作品ではかねてから『勝負の世界の厳しさ』を各々が訴えているわけですが、これからもより一層厳しい戦いが待ち受けていそうです。

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りゅうおうのおしごと!5(著:白鳥士郎)

2018.01.18

主人公の竜王タイトル防衛戦と、それにまつわる周囲の人達とのアレコレが丁寧に描かれた一冊です。
物語としては大きな山場というか、あとがきにある通り5巻で終わるつもりだったというのも納得の熱量があります。

主人公の家族が初登場したり、観戦記者の正体(?)も判明、名人の容姿などについても……というか、名人のモデルって羽生善治ですよね、奥さんのTwitterが話題にもなりましたし。

そして主人公と弟子の雛鶴あいの出会いのシーンに持っていく構成力はなかなかのものではないかと思います。

これまで読んできて、少し不満というか、あまり主人公の日常というか、そういったシーンが足りないなーなんて思っていたのですが、これからはそういったことにも期待したいです。

というか主人公、モテモテですね。上から下まで影響与えまくりです。さすがラノベ主人公。

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りゅうおうのおしごと!4(著:白鳥士郎)

2018.01.17

いよいよ女子小学生の弟子二人が棋士の道を本格的に歩み出すお話です。

色々な将棋用語が出てきますが、やはり知っていればもっと楽しめるんだろうな……なんて思ったりもします。

ところで、主人公の家族の話が全く出ていませんが、名人の名前が出てこないのと何か関係があるんですかね?
3巻では『将棋を始めたときは親父と兄貴にずっと勝てなかった(p.203)』とあるので、どうも兄がいるらしいということまでは分かっていますが……。

次の巻で名人のことも詳しく出てくるでしょうし、楽しみです。

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りゅうおうのおしごと!3(著:白鳥士郎)

2018.01.16

だいたい3巻まで買って読んでいるとなれば、もう確実に面白い作品と言っても間違いではないでしょう。いや、間違いの場合もあるかもしれませんけどね。

主人公や弟子、周囲の人間がそれぞれ大きく成長していくお話です。
努力と才能、勝負の世界の厳しさ、そういったものがよく伝わってきます。

そしてちゃっかり新キャラも増えました。もうよりどりみどりですね。

今日放送のアニメ2話でも八一先生言ってました。神話ですよ神話。JSハーレムラノベの神話です。

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