日記

エイルン・ラストコード~架空世界より戦場へ~4(著:東龍乃助)

2016.06.10

新キャラも交えつつ、それぞれの思惑がより一層交錯する4巻。前線を離れていた部員が戻ってきたり、主人公たちの目的が明かされたりします。

でも、ヘキサのための独立国家ってどうなんでしょう…? ちょっと理想論過ぎる気もします。というか、過去のアメリカの二の舞いになったりしませんかね。
結局主人公は元の世界に帰るんじゃないかってことを考えると体制の維持とか、いろいろ課題はありそうです。
ヘキサ達の権利が認められたとして、皆が皆同じ理想へと向かうなんてのはきっと幻想ですよね。

とりあえず会長の頭の中が桃色すぎて面白かったです。

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エイルン・ラストコード~架空世界より戦場へ~3(著:東龍乃助)

2016.06.09

3巻ともなってくると、だいたい作品の方向性というか、進む道が定まってくるのではないかと思うのですが、やっぱり『内輪揉め』ですよね。

そりゃ人をもぐもぐと食べちゃうマリスとは意思の疎通が出来ないわけですから、必然、人類同士でストーリーを進めるしか無いわけです(たぶん)。
主人公の元いた世界やらなにやらいろいろな思惑が動いていくのはこの手の長編の定番ですね。

セレンちゃん大活躍です。かわいいです。生体リモコンとかひどいこと言わないであげてください。
ロボと人間の絆ってすごいロマンあるじゃないですか、それは尊いものだと思いたいです。

個人的にはやっと面白くなってきたかな~、という印象です。
…なんて偉そうなことを言ってますが、コメディ描写といいますか、2巻で葵がセレンを『通い妻』と称するところなど、戦闘描写以外の地の文は結構好きです。

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エイルン・ラストコード~架空世界より戦場へ~2(著:東龍乃助)

2016.06.08

1巻では主人公がロマンあふれるギミックで暴れまくっていましたが、今回は人類側の現状と問題点にスポットを当て、どうにか解消していこうというお話です。

セレンちゃんは今回裏方といいますか、主人公の身の回りの世話をしつつ、後方支援で活躍します。かわいいね。

教官モノ要素を交えつつ、熱い展開で窮地を脱していくさまは中々読み応えがあるとは思いますが、『このライトノベルがすごい!2016』新作ランキング1位…ってのはちょっと盛り過ぎじゃ?って気もします(よく分かりませんがまだ6月ですよね?)。

でも分かりやすい内容っていうのはそれだけ売り出しやすいってことだとも思うので、今後も期待できるはずです。

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エイルン・ラストコード~架空世界より戦場へ~(著:東龍乃助)

2016.06.08

新時代のメカライトノベル』『新世代ロボットライトノベル』『斬新』『掟破り』、なんて過剰気味に宣伝されるとちょっと懐疑的になるんじゃないかと思うわけですが、実際買ってしまった後で言っても仕方がないですね。

謎の生命体による地球侵略で数を減らした人類の終わりの見えない戦いを描いた…一応ボーイミーツガールモノになるんでしょうか。特に説明の必要もない内容です。

斬新かって言われたら、(装丁が)斬新だとは思うんですけど、掟破りかと言われるとそうでもないような気がします。
漫画が載っているラノベなんて『E.G.コンバット』くらいしか知らないのですが、本作のIllustrationには三人の名前があるので、編集部の意図としてかなり力を入れているということでしょう。

セレンちゃんがかわいいです。でも、他のキャラも含めて全体的に情緒不安定ぶりがすさまじいので、この巻だけだとあまり魅力を感じにくいのかもしれません。

一方で、ロマンありまくりの機体に乗る主人公の生身でのSF的な強さはわりと斬新なんじゃないかとは思います。

ここぞという時にデキる主人公が好きな人にはけっこう受けがよさそうです。

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ようこそ実力至上主義の教室へ4(著:衣笠彰梧)

2016.06.02

前巻に続いて夏休み特別試験の後半戦。

今度は一転、クラス混合グループに分かれ、それぞれで、あるいはグループの枠を超えてグループ内に一人いる『優待者』を巡って競い、協力しあう試験です。
グループのメンバーはクラス混合ですが、結果から言ってもやはりクラス対抗の色が強い印象です。

相変わらず自由奔放な高円寺ボーイ、ドヤ顔の龍園くんなど見どころいっぱいです。

ネットを見ていると櫛田ちゃん裏切り者説など、いろいろな意見があって面白いですね。
櫛田ちゃんが裏切っててもいいけど、大切なものを主人公にあげるって言ったの忘れてないですよね…?

伏線が回収されるのか、されないのかは分かりませんが、今後も楽しみです。

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